2013年の6月に着付け師の高橋範子さんから初めてメールが届きました。「来年の成人式に伴い、成人者に対するお着物の着付け会場として使用できないか。川崎市の成人式会場が等々力アリーナにて行われるため、慣れない着物姿で、会場まで徒歩圏で行くことが出来れば成人者も安心すると思います」とのことでした。

13年の1月の成人式の日は大雪で、着物姿の女性が裾をたくし上げて会場へ歩く姿を見て、そう思い立ち、会場近くのお寺が目にとまり、このお寺なら使わせてもらえるのではないかとメールしたそうです。
2014年より成人式の日に高願寺で着付けをしていただくようになりました。あれから10年が経ちました。年々希望者も増え、いまではお断りしないといけないような申し込みをいただくようになりました。

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